キュープラザ二子玉川DETAIL

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キュープラザ二子玉川

本プロジェクトは、2015年にオープンした二子玉川ライズの再開発事務所跡地に計画された、東急不動産株式会社の都市型商業施設「キュープラザ」4番目の施設である。敷地は二子玉川駅の北、今は廃線となっている砧線の終着駅があった場所に位置し、二子玉川ライズと玉川高島屋の二大開発エリアを結ぶ区道沿いにある。本計画はこの好立地を活かし、街の賑わいがそのままかたちになったような、立体的な街路を組み込んだ建築を目指した。

ともすると必要なものだけを詰め込み、効率優先となってしまう積層型の商業建築において、私たちはまず、外部階段を植栽と組み合わせながら、最も環境が良く、印象的な場所である敷地南東に配置した。またこの縦動線の魅力を最大限に引き立たせるため、ファサードは周囲に残る砧線の形跡を思わせるエレメントで構成し、押出成形をしたレール形状のフレームと、枕木で作ったパネルを組み合わせ、外部階段を覆うように配置した。

結果大この建築は、テナントの自由度・貸床面積・フレキシビリティを確保したまま、二子玉川らしくも新鮮な、レイヤー状の風景をつくりだしている。街と連続し徒歩で全てのフロアにアプローチすることができ、ダイナミックなシークエンスを体験しながら、街の歴史に自然とふれあうことができるものになっている。